毘盧遮那如来
更新日: 2010年08月20日 16:46:09
名称 | 毘盧遮那如来 |
---|---|
ふりがな | びるしゃなにょらい |
別称 | 盧遮那仏(るしゃなぶつ) ヴァイローチャナ 大仏さま プルシェナ(中国語)、ピロジャナ(韓国語) |
神格 | 宇宙の根本原理 太陽神 |
御神徳 | 慈悲、智慧 |
神仏習合 | 大日如来 |
密教の神様。サンスクリット語の「ヴァイローチャナ」の音訳で「光明遍照(すべてを光り輝き照らす)」の意味。『華厳経』によれば、宇宙には10億の世界が存在し、人間の住むような低次元世界が1000集まって中次元世界を構成し、中次元世界が1000集まって高次元世界を構成し、高次元世界が1000集まって宇宙を構成しているという。また、それぞれの世界には、それぞれのレベルに見合った神様がいる。そして宇宙の中心にいて、すべてを見渡している存在こそ、毘盧遮那如来である。まさに毘盧遮那如来は宇宙の真理そのものであり、仏教の知識体系自体が神格化した神だといえよう。釈迦は時空を超えて宇宙に満ちている真理が具現化した存在にすぎないと考える(ただし、釈迦がいなければ仏教は「認識されなかった=存在しなかった」とされる)。
スポンサードリンク