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住吉三神

更新日: 2010年11月15日 19:54:35   


名称住吉三神
ふりがなすみよしさんじん
別称住吉大神
墨江之三前大神(すみのえのみまえのおおかみ)
墨江三神(すみのえさんしん)
筒之男三神
大綿津見神(おおわたつみのかみ)
神格海の神、航海・海上交通・外交の守護神、海の軍神、和歌の神
御神徳航海・漁業・開運・貿易・造船などの守護
神仏習合

黄泉の国より戻ってきたイザナギは穢れ(けがれ)を落とすため、海で禊(みそぎ)を行なった。すると、海底で底筒男命(そこつつのおのみこと)が生まれ、潮の中で中筒男命(なかつつのおのみこと)が生まれ、水面で表筒男命(うわつつのおのみこと)が生まれた。その三柱を「住吉三神」と呼ぶ。古事記では「墨江(すみのえ)大神」と記されている。スミノエとは「澄んだ入り江」を意味する。

元々は海人を中心とした地方の有力氏族が崇敬していた海神や龍神だったろうと考えられている。漁業や航海の守り神だったのが、後に大和朝廷に取り入れられ、「海上交通・外交の守護神」として信奉されるようになった。転機となったのは、神功皇后の三韓征伐だ。新羅からの凱旋の折、神功皇后は神託を受け、住吉三神の荒魂(あらみたま)を穴戸(現・山口県下関市の住吉神社)に祀り、和魂(にぎみたま)を大津(現・大阪市の住吉大社)に祀った。なお、雄略天皇の御時以降は、同神社に神功皇后も合祀されるようになる。

住吉三神のパワースポット

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