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市寸島比売命

更新日: 2010年11月16日 19:14:10   


名称市寸島比売命
ふりがないちきしまひめのみこと
別称市寸島比売神
市杵嶋姫命
狭依毘売命(さよりびめのみこと)
神格海の神、航海の神、海辺(陸地)の精霊、弁才天の持つ神格全般(学芸・蓄財・知恵など)
御神徳豊漁・漁業守護、海上安全、航海安全、交通安全、商売繁盛、芸能上達
神仏習合弁才天

宗像三女神の一柱。姉妹の中で生まれた順番は諸説あるが、宗像大社の社伝によれば、最後に生まれた三女とされている。「市寸島」とは、「斎き島(いちきしま)」を表し、神を斎き祀る島の女性という意味。また、別名「狭依毘売命(さよりびめのみこと)」は「良い姫」という意味である。宗像市田島の辺津宮に祀られている。なお、今でこそ辺津宮は陸地の中にあるが、古代において周辺は海岸沿いだった。

後に、市寸島比売命は仏教伝来にともない弁才天と同一に見なされるようになる。


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