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猿田彦神

更新日: 2010年12月03日 18:01:10   


名称猿田彦神
ふりがなさるたひこのかみ
別称猿田毘古神
猿田毘古大神
猿田毘古之男神
猿田彦命
猿田彦大神
神格道案内の神、導きの神、伊勢地方の地主神
御神徳交通安全、延命長寿、災難除け、方位除け、開運厄除、商売繁盛、殖産興業、縁結び、良縁、子宝、安産、育児、性病治癒
神仏習合賽の神、道祖神

天孫ニニギが高天原より地上へ天下ろうとしたとき、異様な姿の男が待っていた。鼻の長さは1.2mほど、背丈はおよそ12.6m、口元とお尻が明るく光っていて、目は八咫鏡(やたのかがみ)のようにホオズキのように照り輝いている。明らかに怪しいと感じたニニギはアメノウズメ(芸能の神)に素性を訊くように命じた。アメノウズメは女の色気を使って男に現れた意図を尋ねる。すると、異形の男は「私は国津の神で、天孫が天下りされると聞いたので、ここまでお迎えにきました」と答えた。ニニギは道案内を承諾し、日向(ひむか)の高千穂まで先導させたと伝えられる。その異形の男こそ、猿田彦神(サルタヒコ)である。

上記の神話より、猿田彦神は「道案内・先導の神」として崇拝されるようになった。また、後に猿田彦神とアメノウズメは結婚して共に猿田彦神の故郷である伊勢国(五十鈴川の上流)に帰った。以降、アメノウズメは「猿女君(さるめのきみ)」を名乗るのだが、猿女君は猿女氏(神事・芸能を司った一族)の遠祖になる。

猿田彦神のパワースポット

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