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塩土老翁神

更新日: 2010年12月07日 23:06:17   


名称塩土老翁神
ふりがなしおつちおじのかみ
別称塩椎神(しおつちのかみ)
塩筒老翁神
事勝因勝長狭神(ことかつくにかつなぎさ)
塩竈明神
神格海の神、呪術・予言の神、塩の神
御神徳漁業・農業・製塩の守護・発展、海上安全、延命長寿、家内安全、安産守護
神仏習合塩竈明神

兄(海幸彦)の釣り針を失くしてしまい、海辺で途方にくれていた山幸彦の前に塩土老翁神が現れた。事情を聞いた塩土老翁神は竹で籠舟を作り、「これに乗り海の路を進みなさい。やがて海宮(わだつみのみや=龍宮)へ至るだろう」と言ったと記紀は伝えている。

「塩」は「潮」のことであり、すなわち塩土老翁神は海の神を意味している。また、製塩の技術をもたらした神としても親しまれている。古代、岩塩のない日本では、海から精製する塩は非常に重要なものだった。「敵に塩を送る」という言葉は、その重要性をよく表しているといえよう。事実、塩土老翁神の神社の総本社である鹽竈神社(宮城県)は朝廷より非常に手厚く庇護されてきた。

塩土老翁神のパワースポット

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