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【特集】アクア氏が選ぶ、強力な縁結びのパワースポット【東京編】

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今回はスピリチュアル研究家のアクア氏に恋愛成就のパワースポットについてお話をお伺いした。アクア氏は神職の祖父を持ち、物心ついたときよりスピリチュアルに興味を抱く。学生時代より全国の神社仏閣やパワースポットを回り、占い師や霊媒師、宗教家、スピリチュアルカウンセラーのもとへ訪問。その過程で、TVでも知られている有名な霊媒師に「正直、(TVに出るような)幽霊なんていないのよ」と告げられ衝撃を受ける。以降、スピリチュアルやオカルトだけでなく、心理学、脳科学、量子学、考古学、神学、哲学を独学し、絶妙なバランス感覚で「不思議なもの」と対峙するようになったという。現在はオカルトについては批判的である。

 【話題にあがった恋愛パワースポット】
 ■大宮八幡宮
 ■亀戸天神社
 ■東京大神宮
 ■不忍池辯天堂
 ■水天宮
 ■池田山
 ■ホテルニューオータニの日本庭園
 ■秘密(下記を読んでのお楽しみ)

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― アクアさんにとってパワースポットとはどのようなものなのでしょうか?

「完全に個人的な観点で言わせていただけば、“自分を補完してくれるもの”ですね。この真意を理解していただくにはまず、光も闇も、善も悪も、喜びも悲しみも、存在するすべてのものは等しく価値があるということを説明しなければならないでしょう。でも、この話はややこしいので割愛します(笑)。シンプルにいえば、そうですね、“眠ること”に近いかもしれません」

― 眠ることに近いとは?

「一時期、『短眠法』って流行したじゃないですか。あれって、とても現代的な発想だと思います。眠っている時間は無駄だ、と。3時間しか寝なければ、1日が21時間に増えて効率的だ、と。だけど、実際は、眠っている間に記憶の再構築が行なわれ、記憶が定着するわけですよね。眠らないと人間は発狂するし、最適な睡眠時間には個体差があることが次第に科学でも証明されてきました。アインシュタインなんて、めっちゃ睡眠時間が長かったみたいですし。要は、いくら科学が発達しようと、現代の理屈とか常識とかルールには間違っていることが含まれているかもしれないってことです。間違っていることが含まれていたら、間違っているんだから、段々生きていくのが辛くなっていくのは当たり前なんです。世間や周囲の価値観じゃない、自分だけのオリジナルの価値観、自分だけの人生の価値や目的、その手がかりがスピリチュアルやパワースポットのようなものに隠されていたりするんですよね」

― なるほど、わかったような気がします(笑)。すみません、勉強不足で。。

「いえいえ(笑)。私も、もっとわかりやすく説明できるようにならないといけませんよね。私も日々修行中です(笑)。まぁ、いま話したことは完全に私個人にとってのものであって、社会や人類にとってもパワースポットは色々な存在価値があると思いますよ。個々人の癒しはもちろんですが、自然保護や共同体維持にも役立っていますし、人間の驕りを諌める意味でも重要だと考えます。そもそもなぜ人間は“神様”を発明しなければなかったのか」

― え?神様は発明されたんですか!?

「はい、世間一般で語られているような神様は発明されたものです。歴史的にも、古今東西、長きにわたって神様は権力者たちに利用されてきましたからね。時には江戸時代の『流行り地蔵』や『流行り神』のように、お金儲けのためでっち上げられたものも存在します。神社仏閣の存続もお金あってのものでしたからね、当時は。だけど、江戸庶民たちは、神社仏閣の縁起が創作と薄々気づきながらも楽しんでいたみたいですよ。そういう感覚って、スピリチュアルを楽しむ際には大切かもしれません。否定せず、かといって期待しすぎず。あと、これは仏教的な発想ですが、神様とは宇宙そのものだと見なすことができます。その場合、人間の言葉で語られた時点で神様の一部を語ったにすぎません。これは例えばAさんという人がいて、1回一緒にお話しただけで、Aさんはこういう人だと断定しているのと変わらないと思いますよ。実際、教典には矛盾が多いですし。だから、誰かの言葉を通して語られる神様は何かのバイアスがかかっていると肝に銘じたほうがいい。語る人の意思や都合が含まれている。私の言葉もそうですよ、気をつけて聞いてくださいね(笑)」

― アクアさんの言葉には、優しさのほうが強く感じられます。

「ありがとうございます、そう言っていただければ幸いです。パワースポットに興味を持たれている皆様にお伝えしておきたいのは『愛の神様だけを信じてください』ということです。恐怖の神様とか、悲しみの神様とか、そっちばっかり信じたがる人がいますが、それはやめましょう。あなたが信じるべき愛の神様は、闇雲に人を不安にさせたり、脅したり、お金を要求したりしません。愛の神様が望むのは、あなたが成長していくこと。成長して幸せになること。なんでもお金で解決しようとすることではありませんよ。お金さえあれば、本人が努力しなくても、成長しなくても、幸せになれる。そんなことを望んでいるとは思えません。これは私が直接神様から聞いたわけではありませんが、普通に冷静に考えてそうだとは思いませんか」

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― それでは、ズバリ、恋愛によいパワースポットとは?

「いきなりそれですか(笑)。確かに恋愛に悩んでいる人は多いですよね。恋愛祈願といえば出雲大社さんが最も有名ですが、実は歴史的に見れば“出雲大社=恋愛”というのは室町時代末期~江戸時代ころから言われだしたものなんですよ。出雲大社さんの御師(おし、おんし)が懸命に行なったマーケティングの成果です。それまで出雲大社さんは旧暦10月に日本中の八百万の神々が集まる場所として知られていました。なので、旧暦10月は“神無月”といい、出雲地方では“神有月”といいます。それで、何を話し合うかというと、“幽事(かくりごと)”です。幽事とは、目に見えない出来事や現象全般のこと。運勢とか、天変地異とかですね。そのため最初は出雲大社さんは幽事をお願いする神社として宣伝していたのですが、その中から“縁結び”だけが庶民の間でブレイクしたというわけ。大衆歌でもラブソング/バラードが不動の人気だという状況に近いかもしれませんね(笑)。実際、私が出雲大社さんに訪れたときは、あまりに強力で恋愛のお願いどころではなかったです。もっと大きなお願いをしました。強力なパワーといえば、鹿島神宮さんもすごかった。参道の入口から身体がビリビリして、頭がズーンとして。その夜、自分の身体が壊れて生まれ変わる夢を見ましたから。それからなぜか運勢がものすごく良くなりましたよ、不思議な話ですが」

― つまり、「恋愛だけ」など特定分野だけによいパワースポットというのはないということですか?

「それはそうだと思いますよ。恋愛でモテる人というのは、たいてい仕事もできて、エネルギッシュで、お金にも恵まれる。でも、これって一本に繋がるんです。本質的には“人間関係が上手かどうか”ですね。ここからは私の持論になりますから、話半分に聞いてください(笑)。人間関係を司るものとは何か。答えは“感情のコントロール”です。感情を制する者は、人間関係を制するといっても過言ではない。感情とはバイブレーションです。つまり、波動です。超音波や電波や音波なんかと一緒。だから、共鳴するし、感染します。同じような感情の人を引き寄せるし、同じような感情が起こる出来事も引き寄せます。この点に注目すれば、そのパワースポットが持つバイブレーションやそこにいる神様のお告げを感じ取れるようになるでしょう。これは誰にでもできますよ。悲しそうな人の近くにいたら、自然と悲しくなりますよね。楽しそうな人の近くにいたら、自然と楽しくなりますよね。本質的には、それと同じ要領なんですよ。その土地の磁場に共感すればいい。そこにいらっしゃる“何者か”にシンクロすればいい」

― 興味深いです。では、恋愛によさそうな波長というのはありそうですよね。

「恋愛といっても、プレイボーイ&悪女タイプと、家内安全タイプがありましてね。プレイボーイ&悪女タイプは、う~ん、あまりオススメしたくないなぁ~(笑)。プレイボーイ&悪女は必ず誰かを悲しませますからねぇ。家内安全タイプなら、おだやかな気が満ちているところがいいと思います。都内ということでしたら、大宮八幡宮さんや亀戸天神社さんはイチオシします。何か大いなる愛に包まれているような感覚・・・こんな気持ちで毎日を過ごしたら、どんな奇人・変人でも幸せになれるでしょうね。東京大神宮さんもいいですよ。最近インターネットによってものすごく有名になりましたが、有名になるべくしてなったと思います。この3社がとにかく突出していますね。ほかにも素晴らしいところは沢山ありますが、誰でも共感していただけるはずです。ただ、実は、もう一箇所、とっておきの場所があるんです」

― 気になります、ぜひ教えてください。

「上野の不忍池辯天堂さんです。ここは独り身の方はぜひ、行ってみてください。恋人と喧嘩したときもいいですよ。弁天様に強く願った後は、いったん自分の煩悩は置いておいて、真っ白な気持ちで池の周りをブラブラしたり、ベンチに座ってボケーっとしたり、周囲と同調(シンクロ)してみましょう。きっと早いうちに状況が好転します。驚くほどすごくいいことが起こると思います。それにしても、ここは穴場ですね~、どうしてあまり知られていないのでしょう。神社じゃないからでしょうかね。有名になったらその場に“負のエネルギー”が溜まってパワーダウンするパワースポットも少なくないらしいので、今のままでいてほしいと願います。あと、弁天さまや天照大神さまのような女神さまにお参りに行く際、カップルで行くとヤキモチを焼かれて別れるというジンクスがあると聞きました。いや、全然そんなことはないので安心してください。大体、女神さまが人間のチンケな男や女にヤキモチを焼くわけがありません(笑)。ヤキモチを焼かれるかもと心配する前に、まずはヤキモチを焼かれるぐらい自分を磨くのが正解といえるでしょうね(笑)」

― 確かに(笑)。それでは付き合ってから行くべきパワースポットは?

水天宮さんなんていいと思います。神社仏閣じゃないですけど、池田山ホテルニューオータニの日本庭園もオススメです。だけど、ベストオブベストは、ちょっとびっくりするかもしれませんが、ディズニーランドに間違いありません。ここは土地の波動うんぬんよりも、そこに集まる人間たちのプラスの波動が凄まじい。大自然の感動とは違った感動が得られます。このような感動は自然の力ではちょっと得がたいのではないでしょうか。人の心が生み出す感動・・・嬉しさ、楽しさ、豊かさ、キラキラ感、ワクワク感がありますよね。特殊なケースです。と、同時に、人間の持つ素晴らしいチカラ「演出力」とは何かを思い知らされます。なかには商業主義に眉をひそめる方もいると思いますが、“感動を生み出す姿勢”という点については学ぶべきことが多い事実に反論はないでしょう。なお、商業主義や資本主義といったものは、いつか人類が乗り越える日が来るかもしれませんが、発展途上の現代では社会のために必要なものだと私は捉えています、良い面も悪い面も含めて。あ、こんな言い訳めいた蛇足は不必要だったでしょうかね(笑)」

― う~ん、考えさせられます。本日は大変面白いお話をありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとうございました」

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※インタビュアー:パワースポットDB取材班


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