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恵比寿神

更新日: 2010年08月28日 10:45:25   


名称恵比寿神
ふりがなえびすがみ
別称恵比寿(恵比須)
戎、夷、蛭子
夷三郎大明神
えべっさん
蛭子神(ひるこのかみ)
事代主神(ことしろぬしのかみ)
西宮大神
神格七福神
来訪神
福の神、市の神
農業・漁業・商業の神
家の神、台所の神
御神徳豊漁、航海安全、豊作、商売繁盛、開運招福
神仏習合蛭子神、蛭子尊、蛭子命
事代主神
少彦名神
彦火火出見尊
毘沙門天(本地仏)
不動明王(本地仏)

大黒さまと並び、七福神の代表格。ニコニコ笑顔で鯛を抱え釣り竿を持った姿が特徴。七福神の中で唯一、仏教など外国の神様ではない、日本古来の神様でもある。とはいえ、「えびす」とは「異邦人」の意味であり、元々は異国から来て幸をもたらした客神(まれびとがみ)であったと考えられている。

国外からの来訪神であるがゆえに、海や市場とのゆかりが深い。漁村では、クジラ、サメ、イルカなどを「えびす」と呼んでいたり(クジラなどに追われて魚群が現れるため)、水死体や海中の石、漂着物など浜辺に打ち上げられたもの全般を「えびす」と称していたという。なお、市場の神様としてブレイクしたのは鎌倉時代のこと。兵庫県の西宮神社が「エビス舞い」という神事芸能と共に普及した。人気が広まるにつれ、農村でも台所や豊作の神として拝まれるようになる。

上記のように恵比寿神のルーツは民間信仰であるが、古事記にも同名の神様が登場する。イザナギとイザナミの間に最初に生まれた蛭子神(ひるこのかみ)だ。しかし未熟児だったために、すぐに葦の舟で海に流されてしまう。その蛭子神が漂着したといわれる場所が全国に存在する。一方、恵比寿神は大国主命の子・事代主神とする説もある。

恵比寿神のパワースポット

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