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豪徳寺の都市伝説

更新日: 2014年04月06日 23:45:36   


招き猫の発祥地ともいわれるお寺。
名称豪徳寺
ふりがなごうとくじ
主祭神 釈迦如来
創建1480年
住所東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
アクセス

小田急線「豪徳寺駅」より徒歩10分
東急線「宮の坂駅」より徒歩5分

別称大渓山
属性 仏教、神話・民間伝承、太陽・宇宙・天、幻獣
公式HPhttp://www.city.setagaya.toky
o.jp/030/d00006127.html

【都市伝説1】
1590年に世田谷城が廃城になると、豪徳寺の前身だった弘徳院は次第に廃れていった。すっかり貧乏寺となっていたが、和尚さんは猫を飼っており、自分の食事を減らして猫にエサをあげるほど可愛がっていた。ある日のこと、和尚さんは猫に「私の恩がわかるなら、何か恩返しをせよ」と言ってみたが、猫は聞いているんだか聞いていないんだか・・・。

数日後、夏の日の昼下がりに、なにやら門前が騒がしい。和尚さんが様子をうかがいに出てみると、鷹狩りの帰りと思える武士たちが馬から降りて向かってくる。聞けば、「猫がおいで、おいでと招いたので休息に立ち寄った」という。早速、和尚さんはお茶の用意をし、武士たちを寺内に入れたところ、急に雷鳴が鳴り響き、雨が降り出した。その後も和尚の説法で場は盛り上がり、武士たちは大いに喜んだとか。すると、武士の一人が「私は彦根藩主の井伊直孝です。猫に招かれ良い説法を聞き、これこそ何かの因果でしょう」と言い、その後も手厚くお寺を保護した。以来、貧乏寺は隆盛し、この言い伝えから「招福猫児(まねきねこ)」が信仰されるようになったとのこと。

【都市伝説2】
上記の伝説は、単に「雨の前には顔を撫でる」という猫の習性によるものという説もある。また、一般的には挙げる手は「右手は人を招き、左手はお金を招く」といわれ(逆の異説もある)、豪徳寺の招き猫はすべて右手を挙げている。さらに両手を挙げると、「もうお手上げ」となり、欲張りはいけないと戒めている。


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