筑波山 パワースポット詳細情報 | パワースポットDB

関東平野にぽつんと屹立する美しい山容。その姿から「西の富士、東の筑波」と並び称されるが、富士山と違い火山ではない。地球の地殻変動によって海底よりじっくりと隆起した岩が、筑波山である。山頂付近はハンレイ岩、山腹以下は花崗岩となっている。

筑波山は、2つの峰「男体山」と「女体山」から成る。そこに古代人は仲睦まじい夫婦神を感じた。それぞれの山頂には筑波男大神（＝イザナギ）と筑波女大神（＝イザナミ）を祀る筑波山神社が鎮座し、夫婦和合の神様として現在も人々に崇敬されている。なお、夫婦の子、日神と月神はよく手のひらで“つくばね”の実をついて楽しく遊んでおり、それが「羽根突き」の始まりだという伝説がある。

約12万年前まで、関東平野一帯は海であり、筑波山は島だったと考えられている。また、筑波山神社の社伝によれば、イザナミとイザナギの国生みによって誕生した「おのころ島」とは筑波山のことだと伝えている。