天之常立神

更新日: 2010年08月12日 11:11:27   


名称天之常立神
ふりがなあめのとこたちのかみ
別称天常立尊
神格別天津神
御神徳五穀豊穣、産業開発
神仏習合

宇宙創造の際、最後の5番目に生まれた神様。天上界そのものを神格化している。「常」は「底」と同義であり、天(=高天原)の永続性を表しているともいわれている。大地形成の神様「国之常立神(くにのとこたちのかみ)」と対応しているが、同時に生まれたわけではなく、天之常立神は宇宙創造のときに生まれた特別な神「別天津神(ことあまつがみ)五柱」とされ、次に生まれた国之常立神などの「神世七代(かみのよななよ)」とは明確に区別されている。