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十一面観音

更新日: 2010年12月28日 00:07:42   


名称十一面観音
ふりがなじゅういちめんかんのん
別称十一面観世音
大光普照観音
大悲闡提
エーカダシャムカ
神格菩薩
御神徳開運福徳、無病息災、病気平癒、延命長寿、厄除け、病除け、怨霊除け、商売繁盛、慈悲
神仏習合菊理媛神
白山大権現
白山妙理権現
白山妙理菩薩

自在にあらゆるところに現れる観音菩薩の多様性を表した変化観音の中で最初に生み出されたとされる。サンスクリット語では「エーカダジャムカ」と呼び、「11の顔をもつ者」の意味。元々はバラモン教の十一荒神が仏教に取り入れられたといわれている。なお、十一荒神は同じく11の顔を持ち、天候を支配し恵みや裁きを与える神である。シヴァ神の化身とも考えられていたようだ。

頭上にある10の仏面は、10の現世利益を表しているとのこと。①病苦をとる、②如来に愛護される、③金銀財宝や食物に不自由しない、④敵の危害から守られる、⑤国王たちから庇護される、⑥毒や熱病から守られる、⑦刀で切られない、⑧溺死しない、⑨焼死しない、⑩不慮の事故で死なない。さらに①臨終のとき如来が迎えに来てくれる、②地獄・餓鬼・畜生界に生まれ変わらない、③早死にしない、④極楽浄土に行ける、といった4つの来世の果報もあると説かれている。

十一面観音のパワースポット

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