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素戔嗚尊

更新日: 2010年11月24日 10:38:50   


名称素戔嗚尊
ふりがなすさのおのみこと
別称素戔男尊
須佐乃袁尊
須佐能乎命
建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
神須佐能袁命(かむすさのおのみこと)
素盞鳴尊
須佐之男大神
須佐之男神
神格厄除けの神
黄泉の神
御神徳厄除け、諸難除け、五穀豊穣
神仏習合牛頭天王(薬師如来の化身)
武塔太子(祇園精舎の守護神)
天王さん、祇園さん

黄泉の国から戻った伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が禊祓いを行なった際に生まれた3神のうちの1神。長女アマテラスの弟にあたる。神話において最初は乱暴者の一面が強い。イザナミより海を支配するように命じられたが、「そんなのは嫌だ母(イザナミ)のいる黄泉の国に行きたい」と駄々をこねて任務を投げ出し、その後、姉アマテラスのいる高天原に行ってからも乱暴狼藉を繰り返した。「天岩戸隠れ」後は、神々の怒りを買って、ヒゲと手足の爪を抜かれ、千座置戸(ちくらおきど→「財産没収」の意)の上、高天原を追放される。

そして、出雲国に下ってからは民衆のヒーローのごとく活躍しはじめる。いきなり八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し、美少女の櫛名田比売(くしなだひめ)と結婚。大蛇の尻尾から天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を手に入れ、天照大神に献上した(後に三種の神器「草薙の剣」となる)。最後には、根の国(黄泉の国)へ向かい、そこを治める神様へとなった。

また、日本書紀では、大蛇退治の前に息子の五十猛神(いそたける)と共に新羅に渡り、持ち帰った種を全国に植え、さらに体毛を抜いて木に変え、息子と娘に全国に植えるように命じたと伝えられている。このエピソードもあって、いつしか新羅の牛頭山の神「牛頭天王」(本来はインドの神)と習合するようになった。

素戔嗚尊のパワースポット

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